はやいもので来週はクリスマスですね。
近くの東海大学湘南キャンパスも色鮮やかなクリスマスイルミネーションが電飾されていました。
中央やや左に小さく銅像が見えると思いますが、この銅像の方は東海大学の創設者の松前重義博士の銅像です。松前氏は東北大学大学院を卒業・博士号を取得され、逓信省(いまのNTT)に入り、通信ケーブルの研究開発に尽力されました。はじめて「無装荷ケーブル」というものを発明され、それまで不可能であった長距離通信を可能にした日本の研究者です。NTTのアクセスサービスシステム研究所(つくば市)に「通信歴史資料館」という施設があるのですが、そこの展示に「無装荷ケーブル」と発明者である松前重義氏の名がいまだに刻まれています。
たしか1992年頃に松前氏は他界されていますが、時期が時期とはいえこれだけ派手に電飾されると、天国の松前氏も気分がいいのではないか?と思います。
この写真を撮影したのは夕方17時頃なのですが、その後にちょうど授業を終えた学生が多く集まり、写真をとっていました。昔と違いいまはインスタとかに載せるのでしょうか?
私自身、若いときにクリスマスのいい思い出は残念ながらありません(笑)でしたが、年をとり、改めてこのような光景を目のあたりにすると若いときのことをよく思い出すことができ、なかなか良いものだと感じました。