アントニオ猪木氏の名言から学ぶ口頭試験(面接試験)で最も重要なこと

早いものでもう11月最終週となっていまい、これから技術士2次試験や安コンなどの資格試験の口頭試験や会社での昇格面談、また大学生の就職も年明けに解禁されるため、多くの方が「口頭試験(面接試験)」を受けると思います。

 

私の人生で口頭試験(面接試験)の履歴は、

(中学生のとき)「私立高校受験時の面接試験」→(大学生の時)「アルバイト面接数回(一番最初の鮮魚売り場のアルバイトは1週間で同僚主婦と口論になりクビ笑)」→(大学生最後)「就職試験の面接(最終の役員面接は珍しく緊張したなぁ)」→(会社員時代)「昇格試験数回及び資格試験3回(技術士2回、安コン1回)」

という感じです。

結果は良かったときもあれば悪かったときもあり、結局は限られた短い時間で自分を「理解してもらう」のは本当に難しいことだと今でも感じています。今日は資格でも就職でも受験でも昇格でも、いわゆる「口頭試験(面接試験)」で最も重要なことについて述べたいと思います。

 

先ずは結論から述べますと口頭試験(面接試験)で最も重要なことは

「自信を持って能力をアピールする」

ことです。 

もちろん「自信」を持つためにはそこに至るまでの知識の修得や様々な努力は必要になります。修得する知識の内容や努力の仕方は当然、その試験によりまちまちですが、これら知識の修得や必要な努力を既にしてきたのなら、「能力」は備わっているはずです。あとは「自信」をもち、それを「アピール」すればよいのです。

 

なぜこれが最も重要か?、、、理由は面接官(採用者)が「なにを見ているか?」を考えれば一目瞭然です。私も採用や昇格を判断する立場に従事したことがありますが、どこを最も見ているかというと

「この人を合格(採用、昇格)させて大丈夫だろうか?やっていけるだろうか?」

を大部分の面接官(採用者)は最も重視して見ています。

具体的には、

会社の昇格や採用なら、、、、「この人を入れて(昇格させて)組織は大丈夫だろうか?(業績は上がるだろうか?、組織が活性化されるだろうか?)」など

資格試験なら、、、、「この人を合格させてこの資格を語るに相応しい業務ができるのだろうか?(名称独占資格)」、もしくは「この資格の業務をこなすことが出来るのだろうか?(業務独占資格)」

受験なら、、、、「この子を合格させたら学校の勉強についていけるだろうか?」、「友達となかよくやれるだろうか?」など

といった具合です。

 

ここで質問です。

「大丈夫だろうか?やっていけるだろうか?」について、仮にあなたが判断する立場なら、何を基準に判断しますか?

ここに至るまでの知識の修得や努力に怠りがあるのならそれはそれ以前の問題となりますが、大部分の受験者は様々な努力などをしているからこそ、今のこの舞台にいるわけであり、そんなに受験者同士の個人差はありません。

では何を基準にするか?、、、それは

「自信をもっているかどうか?」

です。「自信があれば何でも出来る!」、、、人間そう感じるものです。細かい内容や知識量も大事ですが、「大丈夫かどうか?」を人が判断するときに大部分の人は「自信を持ってるかどうか?」で判断することを頭に入れておいてください。

 

今日のまとめです。

今日のいいたいことである「自信を持って能力をアピールする」をわかりやすくいうならば「自信をもつ=元気に述べる!」、つまりあの伝説のプロレスラーであるアントニオ猪木氏の名言

「元気ですかぁ~?」

「元気があれば何でもできる!」

この言葉を念頭に口頭試験(面接試験)に臨んでみてください。おそらく緊張感は解け、自信を持って自らの能力をアピールすることが出来、相手の「大丈夫だろうか?」という疑念に「アリキック」(猪木の技の一つ)をお見舞いでき、良い結果が得られると思います。(いや~ほんと猪木氏の言葉は素晴らしい!!!)

 

みなさん参考にして頑張ってください。

応援しています。

 

【参考】

最後半分ふざけたような内容(笑)になってしまったので以下、真面目に「技術士2次口頭試験一言アドバイス」を述べておきます。技術士口頭試験受験者は参考にしてみてください。

 

1.建設など一般部門・・・とにかく「技術士に求められる資質能力(コンピテンシー)」です。専門的知識、問題解決、マネジメント、評価、コミュニケーション、リーダーシップ、創造性、社会的責任、継続研鑽などについて、これまでの実務経験でこれら資質能力を「いつ、どこで、何に対し、どのように発揮したか?」を説明できるようにしておくこと。

 

2.総合技術監理部門・・・コンピテンシーはいうまでも無く、総合技術監理部門の技術士に相応しいことをしっかりアピールするために、これまでの実務経験において「5つの管理とそれらの課題(トレードオフ)について、どのように最適化を図ったか?」をしっかり説明できるようにしておくこと。(一般部門の回答では不合格となります)