【参考】共通テスト対策(理科)

今日は最後の理科について紹介します。

 

理科は「物理」、「化学」、「生物」、「地学」、もしくは「基礎科目の中から2つ選択(基礎科目とは「物理基礎」、「化学基礎」、「生物基礎」、「地学基礎」の4つで各科目の基礎事項に絞った範囲の科目)」の5パターンから受験生が選択します。文系だと暗記主体の「生物」、「地学」もしくは「基礎科目」、理系は「物理」か「化学」、もしくはその2つを受けるという選択が多いと思います。

 

まずは理科の共通テストの傾向です。

1.資料を読み取り、考察させる問題が多い(センター試験からの大きな違い)

2.ほぼ教科書主体の基本的事項が全範囲にわたり問われる

 

私は高校生の時に理系を選択し、工学部を出て民間企業で実務を積み「技術士」になりましたので、正直、共通テスト(理科)に関しては「何もやらんでも満点近くとれるだろう!」と余裕をかましていました(笑)。選択科目は工学部卒で仕事と最も関連する「基礎科目(「物理基礎」「化学基礎」)」を選択しました。しかし、実際は昨年度の過去問4教科の中で最もできが悪く、あらためてしっかり対策をしなければ対処できないことを痛感しました。(人間、何事もなめたらあかんです笑)

 

ということでろくに勉強してないので、あまりお役に立たないと思いますが、念のため使用した参考書を紹介します。

 

①基礎のおさらい

「橋元の物理基礎をはじめからていねいに」、「鎌田の化学基礎をはじめからていねいに」(ともに東進ブックス)の2冊を読みました。この本は教科書レベルを図表や絵も用いて非常に丁寧に解説してくれています。おそらく苦手な方でも読み通すことは出来るのではないでしょうか。ただし、私は上述の通りなめていたので、この後の演習をしなかった結果、最悪の点数になってしまいました。これらの本を読んだ後、同時出版されている「一問一答集」や共通テストの「過去問」を多く演習し、アウトプットのコツを掴むことが大事だと思います。

 

すみません、理科については以上しか情報提供できません。(勉強してないので)

ちなみに「物理基礎」は力学中心のため余裕あったのですが、苦戦したのは「化学基礎」の理論分野(molなど)です。内容を理解しているつもりが過去問を解いてみるとなかなか答えに到達できず、時間ばかり過ぎてしまいました。就職してから物理的な知識は結構出てくるのですが、化学的な知識を必要とする場面がそんなに多く出てこなかったので、それも影響あったのかもしれません。(すみませんいいわけです笑)

 

以上で共通テスト対策4教科の情報提供をおわります。今は昔と違いインターネットでいろいろな情報が出てくるので、うまく情報を取捨選択できれば効率的に受験勉強ができ、合格に近づくことができると思います。また最近の参考書は昔と違い解説が詳しいです。なので気合い入れれば独学である程度学力を伸ばすことは可能だと思います。要は「やり方」を間違えないこと。そういう意味では独学の場合、仕事でもよく使われる「段取り八分」(実行前の準備でほぼ結果は決まる)は本当に重要だと思います。