【参考】共通テスト対策(社会)

今日は社会の大学共通テスト対策について述べたいと思います。

 

私は社会については「旧課程」の「現代社会」を選択しました。社会は今年より新課程に変更されていますが、既卒生は「経過措置」として「旧課程」での受験が認められています。

 

なぜ「現代社会」を選択したか?というと

・ボリュームが他に比べて少ない(日本史や世界史より遙かに少ない)

・政治や経済、現代社会における課題(SDGs、科学技術の発展と倫理、エネルギーや人口問題など)が主なのである程度既知であったこと

の2点により、おそらく最速でマスターできるだろうと予測し「現代社会」を選択しました。

 

以下、大学共通テストの特徴、使用した参考書を紹介します。しかしながら、「新課程」では残念ながら「現代社会」はなくなっているので(「公民」に吸収)、あくまでも「参考の参考」としてください。

 

まずは社会の大学共通テストの特徴です。

1.従前のセンター試験と比べ問題の長文化、特に図表を元に問う問題が多い

2.単に暗記したものを答えるというよりは日常生活や現代の社会問題を題材として「考えさせる」問題が多い

3.とはいえ、指導要領を超越したものは無く、問題をよく突き詰めると素直に答えられるものが多い

 

 

次に私が実施した内容を紹介します。ほとんど①のみ、3度繰り返しただけです。

①知識の習得に使用した本

「共通テスト現代社会集中講義」(旺文社)を使用。この本はセンター試験の時代まで遡り、過去の大学センター試験や共通テストで問われた必須事項を50テーマに分け、無駄なく短時間で全範囲をカバーできるように書かれています。1テーマ4ぺージで、最初の2ページが基本事項のおさらい、3ページ目が共通テストで狙われる「ツボ」の紹介、4ページ目が基本事項の確認テストで構成されています。特3ページ目の「ツボ」は共通テストで「何が問われるか?」「どのように問われるか?」を明確に示してくれているので非常に役立ちます。また、巻末に一問一答集が付いてるのでこれを併用すれば、短時間で全範囲を無理なくカバーできると思います。

②補足的に使用した本

「蔭山の共通テスト現代社会」(Gakken)という本を①の補足用として使用しました。いわゆる辞書のような使い方で、わかりにくい所や少し掘り下げて学びたいところを索引で調べ、参考に眺めました。

③過去問演習など

赤本で数年分解いて時間感覚を掴みました。また最新情報を新聞やニュースなどから掴んでおくこともこの科目においては大事です(政治・経済、国際問題など)。普段からニュースや新聞を意識していると「常識」で解ける問題が出てくると思います。(高校生には難しいかもしれませんが、、、)

 

前述の通り「現代社会」という科目は「新課程」では無くなってしまいましたが、今回紹介した本2冊は「新課程」版(同じ著者のもの)も出ているようです。おそらく「旧課程」版の良い点を踏襲していると思われますのでおすすめです。

※「現代社会」は「公民」という科目に吸収されたようです。またこの「公民」のみでは受験できないようで、「公民+政治経済」や「公民+倫理」を選択するしかないようです(「現代社会」の範囲が狭すぎるということでしょうか?)

 

次回は残りの数学もしくは理科のどちらかを紹介します。