最近、ある知人から「ハラスメント」で悩んでいるという相談を受けました。
ニュースを見ているといろいろな「ハラスメント」があるようですが、調べてみると3大ハラスメントというものがあり、これは「パワーハラスメント」「セクシャルハラスメント」「マタニティハラスメント」のことを指すようです。
私も長く社会に出ていると自分の周りでこのような「ハラスメント」が発生していたのを目のあたりにしたことは何度かあります。いつもその時に「している側」に人に対して思うことは「そんなことしたって意味ないでしょ」と思っています。実際にそのように注意したこともあります。
人間、何か意思を示すときは当然、その人に何か考えがあり、ハラスメントを「している側」の人にもある意味、立派な理由があると思います。でもそれを相手に言ったり、したりすることで何か変わるのでしょうか?誰しも主張の延長で他人に対し、意見は言うものです。しかし相手も人間ですからそれを受入れない時もあります。1度言って受入れられない時点で相手の拒絶が始まり、それを何度も何度も言うことがやがて「ハラスメント」になるわけです。普通の会話や意思伝達なら何度も言わなくてもお互いに疎通ができ、事はうまくいくと思います。何度言ってもわからないものはわからないですよ。「している側」の人だって他人から指摘されればそれを全部受入れているのでしょうか?絶対にそんなわけ無いと思います。それを考えれば相手に「拒絶」されるのはあり得る話で、拒絶を受入れるべきです。それを何度も言ったからといって何も変わらないのは「している側」の本人もわかるはずです。だから「そんなことしたって意味ないでしょ」と私は注意します。
実際に私自身もひどい「ハラスメント」にはあったことはありませんが、何度か上司や先輩にそれと似たようなことを言われたことはあります。若いときなら首根っこ掴んでました(笑)が、それもそれでそんなことしたって意味はありません。それはそのような発言をする「している側」の主張であり、ひどいことを言われてもそれを許容するのが本当の意味での大人だと思います。それでもわからない人に対しては会社組織だろうがなんだろうが「放置」しておけば良いのです。立場や置かれている状況などいろいろ考えてしまうと「されている側」からの主張等は難しいかと思いがちです。しかし私はそんなこと無いと思います。それでその人(たとえ上司)との溝が深くなったとしても、そんなものは会社ならどっちかが転勤異動させられて終わりですよ。
もし「ハラスメント」にあわれている方がこのブログを見ていたら勇気を出して相手に上記のことを伝えてみてください。そして少なくともそんなもので自分の人生から脱線しないでください。