「インドの狂虎」と言われた「タイガー・ジェット・シン」さんって皆さんご存じでしょうか?
昭和を代表するプロレスラーで年配者の方はよくご存じかと思われます。現役時代はアントニオ猪木さんなどと壮絶な死闘を繰り返したいわゆる「悪役レスラー」で、サーベルを口にくわえて登場し、リングだけでなくリング外でも暴れ回った有名な方です。私も小学生の時にプロレスに夢中になり、よくテレビで見ては学校で真似して暴れ回ってクラスの友達を「サーベルもどき(音楽で使う縦笛)」でたたいてました(当時たたいてしまった方、ほんとにすみません)
そんなタイガー・ジェット・シンさんですが、先日のニュースで令和6年春の「叙勲受賞者(旭日双光章)」として紹介されていました。在住するカナダでプロレス引退後に実業家としてご活躍され、その後に慈善団体を運営し、地元の教育・福祉活動への寄付などの社会活動に積極的に参画、東日本大震災の時には日本へ義援金をおくってくれたりもしていたそうです。(ほんと立派な方です!)
タイガー・ジェット・シンさんは上述したように社会活動の前に実業家として大成功をしています。その成功の秘訣についてタイガー・ジェット・シンさんは以下のように語っているそうです。
「アメリカとビジネスしなかったのがよかった。彼らは心のつながりでビジネスをしないマネーのつながりがビジネスなんだ。(中略)その点、アジア人はハートのつながりを大切にする。(中略)時間をかけて築いたものはマネーより強力だ。」
「ハートのつながり」は大事ですよね。もちろん誰とでもつながればいいというものでは無いと思いますが、長い人生生きてきて「この人は、、、」と思う人に出会えたならばそのつながりは大事にしていくべきかと私は思います。最近、急速なIT革命やらコロナ騒動やらがあり、我々の取り巻く環境は仕事・勉強・趣味・その他生活を大きく変えてきました。そんな中で人とのつながりが希薄になってきていると感じています。時代の流れで希薄になることは仕方のない面もあるかと思います。しかしながら「この人は、、、」と思う方とはしっかり「ハートのつながり」を持つことが大事だと私は思います。ビジネスでも趣味でも結婚でも何でもそうです。
今自分を支えてくれている周りのすべての方に感謝しつつ、より「ハートのつながり」の強化に努めて生きていこうと思います。